完全母乳育児なのに痩せないのはなぜですか?

完全母乳育児なのに痩せないのはなぜですか?

5月目の男の子がいます。妊娠前に比べて12kg太りました。
食べ過ぎは当然太りますが、「すごい食べてるけど痩せる」ってウソなのでしょうか?
産後すごい痩せた人は何をしたからそうなったのでしょうか?

妊娠中に増えた体重は産後どれくらいでに戻るのか?

妊娠中の体重は胎児や羊水、その他諸々を合わせて個人差は見られるものの7㎏から12㎏程の増加があるとされています。臨月を迎え、出産した直後の体は3㎏から5㎏減少すると言われていますが、産後はフルマラソンを完走した直後、大手術を終えた後などと言われ心身ともに激しい消耗をしています。それを回復するために産後は良質なタンパク質、ビタミンや鉄などのミネラル、カルシウムを含んだ食事が欠かせません。さらに産後のお母さんは自分の体を回復されるだけではなく、母乳を赤ちゃんに与えなければいけません。その為、回復させる以上に多くの栄養素、また水分を取らなければいけないのです。母乳を赤ちゃんに飲ませることで栄養が母体から赤ちゃんに移動するために、体重の減り方が順調になるのは、母乳の出方がスムーズになる産後3ヵ月から4ヵ月の頃と言われ、大体6ヶ月頃にはほぼ完全に戻ると言われています。

母乳が出ているのに痩せない。


母乳が出ているのに痩せないのには様々な原因が考えられます。まず1つに、産後の栄養を取りすぎていることです。産後はなれない育児ストレス、不安定なホルモンバランスなどで食欲のコントロールが出来ないことがあります。過食気味になれば供給カロリー過多になり母乳が出ていても痩せない原因になります。また、赤ちゃんが比較的小さめで産まれ、必要な母乳が少なめであれば通常通りの食事でも過多になることかあります。
2つ目に母乳が体内で作られていても出にくくなっていることが考えられます。母乳は特に脂肪分を多く摂取すると乳管のつまりや味の変質につながります。タンパク質を取るにも脂肪分の少ない肉の部位にしたり、大豆加工品を選んだり、調理する際も油を控えめにすることが重要です。3つ目は、食事や乳管などに問題がなく、母乳がちゃんと出ていたとしても赤ちゃんの母乳の飲み方などに原因があり、量が体外に出ていない場合もあります。生まれつき赤ちゃんが哺乳瓶や乳首が上手く吸えず、哺形質的に哺乳が難しい場合や、先天的な病気などで、うまく乳房が吸えない場合などが考えられます。また、産後の食事の問題にも多少関わってきますが、母乳の味が苦手で赤ちゃんが量を飲めない場合にも母乳が体外に出ず蓄積されていきます。母乳の含ませ方がうまくいかず据えていない場合もあるので、助産師など母乳相談に頼るのも手段の1つです。

痩せないのは体質の問題もあるのかもしれない


抵抗があると思われる方もいるかもしれませんが、母乳は排泄物と考えられています。
ある意味母乳を飲ませることは汗をたくさん出すことと大きく変わりがないのです。

人間には体を動かしても汗をかきやすい人とかきにくい人、体重が落ちやすい人と落ちにくい人というように体質の違いがあります。それと同じように母乳を飲ませているのに痩せる人と痩せない人がいるのも仕方がないことだと考えられます。また、出産した年齢や妊娠する前の生活状況により基礎代謝の違いもみられるため体質や代謝の違いなどが複合的に関係し、痩せないお母さんもいるのだと考えられます。

いずれにしても、体重が元に戻るのに一番大きい要素としては低カロリー高タンパクな良質な食事で良質な母乳を作ることです。その後でまずは赤ちゃんに思う存分飲んでもらうことではないかなと思っています。そして、何より大事なのはただでさえストレスがたまりやすい生活の中、あまり体重について気にしすぎず、できるだけストレスが少ない産後生活を送っていくことです。食事には気を付けて、でもあまり気負うことなく楽しく赤ちゃんとの時間をすごしていきましょう。

のうえ

牛乳と唐揚げとブドウが大好きなイヤイヤ期真っ盛りの娘を育てている一児の母です。最近は娘の寝たあと紅茶を淹れて読書するのが最大のリフレッシュ方法です。神奈川県・31歳・女性

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