母乳が手絞りで出ないという方いらっしゃいますか?


[su_box title=”Q.母乳が手絞りで出ないという方いらっしゃいますか?” box_color=”#fd7e89″]左右で1回10mg程度しか搾乳できません。ミルクにしようか悩んでいますが、母乳量を増やすことができたという知恵があればお聞きしたいです。[/su_box]

母乳、手絞りというのは難しいです。
今の時点で母乳をうんと沢山出せているお母さんならまだしも、少ない母乳をやっと絞り出す、というのは恐らく相当の痛みが伴うのではないかと考えます。
お話を察するに、まだ生後間もないお子さんのお母さんでしょうか?
現在は赤ちゃんに乳首を吸って飲んでもらうことは難しい状況なのかもしれない、と感じますが、その分、まだまだやれることは沢山あると思います。

搾乳機を使ってみましょう

搾乳機を使ってみましょう
まず、乳首の先が詰まっていたら、いくら絞ってもなかなか開きません。そこが通らないと、おっぱいは乳腺を通して作られても外に出てこられないのです。
なので、最良の方法は赤ちゃんに吸って飲んでもらうことなのですが、それが無理なら搾乳器を使ってみることをお勧めします。
ポピュラーなのはポンプで負圧をかけて、乳首から吸引して哺乳瓶に出していくものです。赤ちゃんに吸って貰うのと違うのは、乳首を舌で押さえるようにして吸うという動作があるかどうか、ですが、吸引されることで乳首の先端のつまりが取れる可能性は大きいので、トライしてみる価値はあるかと思います。
さらにその発展形で、電動のモーターで吸引するタイプの搾乳機もあります。最近のものは、赤ちゃんの口の動きのリズムを模倣して母乳が出やすいように刺激をしてくれる、というタイプもありますが、最初は、手で微妙な力加減ができる手動のものが良いのではないかと思います。
また、一度に思い切り吸っても出るというものではなく、毎日少しずつ慣らしていくことが大切です。
頑張りすぎて、搾乳機の負圧でおっぱいが内出血してしまったら大変です。

乳首とおっぱいのマッサージ

乳首とおっぱいのマッサージ
搾乳機で吸引、または赤ちゃんに吸ってもらって、乳首の先端の詰まりを取るのと同様に大切なのが、赤ちゃんが飲みやすいように乳首を柔らかくして、先端を解すことです。
また、扁平乳頭、陥没乳頭など、最初は飲みにくい、吸いにくい形状であっても、繰り返して刺激をすることで少しずつ出てきたり、開いたりしていくものなのです。
さらに乳房全体をもみほぐして女性ホルモンを分泌させ、乳腺を活性化させて母乳を出しやすくする体制を整えて行きましょう。じぶんでやる方法がわからない場合には動画を見たり、産婦人科で助産師さんや看護師さん、または保育指導の保健師さんらの指導を仰ぐことも大切です。
プロにしてもらうおっぱいマッサージは、多くの場合、本当に痛くて、施術の間をじっと我慢していても、泣きたくなるような時間である場合も少なくありませんが、実際にその効果は大きく、あきらめずに続けておっぱいを出せるようになる、そんなお母さんも多いのです。
やり方を理解したら、そこからは自分で工夫してみたり、自分の身体を観察してみて、よりよい方法を探してみましょう。

そうしている間にも、赤ちゃんは吸うことに慣れ、上手になっていくはずです。
お母さんが上手に出せるようになって、赤ちゃんが上手に吸えるようになれば、相乗効果で母乳の出方が変わってくる可能性が多々あるのです。

今の段階で、母乳を出すことをすべてあきらめてしまう必要はありません。
ただ、赤ちゃんがあまりにもお腹を空かせて泣いていたり、寝つきが悪かったり、体重の増加が少なかったり、ということであれば、足りない分をミルクで補うことは悪いことではありません。
そうして、赤ちゃんの栄養を調整しながら、本来のおっぱいを出す練習をして、お互いに上達を目指せばよいのです。
1か月でも2か月でも、頑張れば出る可能性はあるのです。
しかし、頑張りすぎて疲れてしまうなら、ミルクも悪いものではありません。
お母さんの身体から出てくるおっぱいと同等に、様々な研究と経験が詰まったミルクは赤ちゃんの身体を作り、お母さんに力を抜く余裕をくれるはずです。

桜華

埼玉県・50歳・女性
息子が二人いて、ちょうど一年半違いで生まれました。一人目の母乳育児中に二人目を妊娠、出産、その後二年以上の授乳を経験しました。二人とも哺乳瓶を受け付けてくれず、母乳オンリーでしたので、家族に預けることもできず大変でした。しかし、今まででもっとも濃密に親子で過ごした時間は、彼らが成長した今となってはそれも家族にとって良い思い出、宝ものです。今もう一度同じことができるのなら、もっとうまく対応してあげられるのに、と思ってしまいます。

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