母乳を吸うのが下手なのかよく泣きます。

母乳 下手

[su_box title=”Q.母乳を吸うのが下手なのかよく泣きます。” box_color=”#fd7e89″]最近はミルクも飲んでくれません。哺乳瓶の乳首を代えたり、ミルクを他のメーカーのものに代えようか悩んでいます。こういう場合はどうしたら良いでしょうか?[/su_box]

生まれる前に母乳で育てようと決めていても、思うように良いスタートが切れない場合もあります。必要量を満たす母乳が出ないとか、赤ちゃんが上手く吸えなくてむせてしまうとか。そして、うまくいかないときにミルクに切り替えようとしても、味がダメなのか、哺乳瓶との相性が悪いのか、どっちつかずになって悩むお母さんもいらっしゃいます。その赤ちゃんの月齢にもよりますが、何も悩まずに進めている人の方が少ないのではないでしょうか?

赤ちゃんも『素人』なのです

赤ちゃんも素人
赤ちゃんも生まれてすぐには上手に乳首を吸えるわけではありません。繰り返し、繰り返し吸わせてあげることで、そのちいさな口元の筋肉が発達して上手に吸えるようになっていくのです。赤ちゃん同様に、お母さんのおっぱいも、産んだら母乳をすぐに出せる機能が使えるようになる、というわけではありません。稀に、出産した日から潤沢に母乳があふれ出す人もいますが、母乳パッドがすぐに濡れて困ったり、貧血になったり、とまた違うお悩みを抱えることにもなるのです。一般的に、妊娠期間中に徐々に乳腺が発達してきて、出産するころに母乳を出せる機能が備わってくると言われていますが、実際は作り出せても、乳首の先端が詰まっていたり、硬かったりすると、赤ちゃんの力では吸い出せないこともあります。そこで、妊娠期間中のお母さん教室や産院などで推奨するおっぱいのマッサージが必要になってくるのです。これは乳房全体に施して、より良いおっぱいを作るために乳腺の発達を促すものと、乳首を授乳に合わせて柔らかくほぐしたり、陥没している乳頭を出して赤ちゃんの口に含ませやすい形状にしていくことを目的としています。こうしたマッサージはそれまでに体感したことがないほど痛い場合もありますが、プロの助産師さんや看護師さんの施術や、そのご指導で自分でやって続けていくと、だんだん授乳に適した形状になり、詰まっていた先端がほぐれて、赤ちゃんの口に含みやすくなっていくのです。さらに、赤ちゃんの吸う力が強くなることで、より一層乳首の先端のつまりが取れて、母乳が出やすくなり、赤ちゃんの口にスムーズに入っていくようになるのです。
母乳育児は赤ちゃんとお母さんの共同作業です。一緒に練習することで上手に出せて、上手に飲めるようになる、という相乗効果があるのです。

ミルクもどんどん試してみましょう

粉ミルク
現在製造されているミルクは、昔に比べて栄養も豊富で味もよく整えられているようです。なので、母乳で足りているか心配な場合や、誰かに預けるなど、必要に応じて使い分けることも大切です。しかし、最初はなかなか機嫌良く飲んでもらえずに悩むケースが多々あります。今は人間工学的に分析してより良い形状になった乳首がいろいろ作られているので、ミルクの味と哺乳瓶・乳首の形状をいろいろと試して、子供の好みに合うものを探してみるのも良いでしょう。
しかし、あまり神経質にならなくても大丈夫です。喉が渇いたり、お腹が空いたら、赤ちゃんは少しずつでも吸うようになります。そして、悩んでいるうちに月齢が進んで離乳食も始まり、だんだんおっぱいやミルクの占める割合が減ってくるのです。そのころになれば赤ちゃんの舌や口の周りの筋肉も発達して吸い方も上手く、吸う力も強くなりますし、そしてお母さんの方も赤ちゃんの好みもわかってきて双方のニーズが合致するようになっていくのです。

母乳を上手く飲んでもらえないのは、お母さんにとってはお悩みの種ですが。赤ちゃんと向き合って、時には汗まみれになって一緒に練習することで、上手く行くケースが多いのです。それでも体質で上手におっぱいを出せない場合には、その代わりに好みのミルクを探してあげるのも良いでしょう。そんな授乳期間は、実はあっという間に終わってしまう濃密なコミュニケーションの時間なのです。

桜華

埼玉県・50歳・女性
息子が二人いて、ちょうど一年半違いで生まれました。一人目の母乳育児中に二人目を妊娠、出産、その後二年以上の授乳を経験しました。二人とも哺乳瓶を受け付けてくれず、母乳オンリーでしたので、家族に預けることもできず大変でした。しかし、今まででもっとも濃密に親子で過ごした時間は、彼らが成長した今となってはそれも家族にとって良い思い出、宝ものです。今もう一度同じことができるのなら、もっとうまく対応してあげられるのに、と思ってしまいます。

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