母乳のためにうどんは効果的でしょうか?

母乳 うどん
[su_box title=”Q.母乳のためにうどんは効果的でしょうか?” box_color=”#fd7e89″]母乳を出すためにお米が良いという話は知っていますが、モチ米は乳腺を詰まらせてしまうということがあります。それで、うどんの場合はどうなのか、ということを教えてください[/su_box]

母乳をたくさん出すためには身体を温めることが大切だと言われています。血行が滞ると新鮮な母乳が作れなくなるからです。では、うどんはそんな身体にどんな影響を与えるものなのかを考えてみましょう。

うどんの身体に対する作用とは

日本では、うどんは身体を温める食事であるというイメージがあります。『風邪をひいたらうどんを食べて早く寝る』というのも広く定着している民間療法です。調理も簡単で、育児に忙しいお母さんにとってはありがたいメニューです。温かいおつゆと一緒に食べると、お腹がぽかぽかして、まさに『身体を温める』効果を実感する瞬間です。しかし、ここに一つだけ、あまり知られていない作用があります。うどんの主成分である小麦は、実は漢方の知識からすると体を冷やす成分だったのです。物理的に体を温めるのか、それとも小麦の成分の作用で体を冷やすことに気を付けるのか、という悩ましいことになってしまいます。

うどんは母乳に影響するのか

うどんを食べてみた時に素直に感じる感覚はどんなものでしょうか。暑い時には水にさらした冷たいうどんが美味しいと思うでしょう。寒い時には、熱いおつゆや具材がお腹を温めてくれるような感じがあるでしょう。その身体の感覚は信じても良いものだと思います。うどんは、麺とつゆだけで食べるものではありません。恐らく、簡単な具材も載せて一緒に食べることが多いはずです。例えばその中にタンパク質としてちょっとした鶏肉やひき肉のそぼろをそえたり、油揚げを載せてきつねうどんに、さらに卵を乗せたら月見にもなります。いろどりに使うねぎは身体を温めるものとしてよく知られています。薬味に添えられるショウガは身体に発汗作用を及ぼすほどで、母乳育児期には推奨される食材です。つまり、うどんだけでなく、それにかけあわせる他の食材の成分を考えたら、それほど警戒したり心配したりすることはないのです。むしろ、うどんのトッピングにはいろいろな食材を使うことができて、多様な栄養素を摂取するチャンスにもなりうるのです。よって、小麦の成分の作用のみを心配して食べないのはもったいないともいえるでしょう。

母乳育児期のお母さんにお勧めのうどんの食べ方

では、どういう食べ方をしたら母乳育児期のお母さんに良いうどんになるのでしょうか。まず、前述のように、母乳の原材料となる血液の元になるたんぱく質になる肉や卵、油揚げなどをトッピングしましょう。ミネラルをたっぷり含んだ海苔やワカメも効果的です。さっとゆでた青菜(ホウレンソウや小松菜)もいろどりとして奇麗ですが、これも食物繊維やビタミンが豊富です。寒い時期にはもう一工夫することで、より体を冷やさない効果を持続させられる方法があります。うどんのつゆを作る時に、仕上げにとろみをつけて保温力を増すのです。沸騰したつゆに、水溶き片栗粉を適量入れてかき回し、とろとろにしてうどんにかけて食べるのです。関西ではこれを葛の粉を使ってつくることもあるようですが、これは漢方薬の葛根湯と同様の成分となるので、昔から伝わってきた風邪をひいた時にもお勧めの方法なのです。こうした一工夫でよりおいしく、母乳育児期のお母さんもうどんを食べることができるのです。さらに、産後に体重が戻らない、とお悩みのお母さんにはうどんの原材料にも注目して頂きたいです。うどんは精製した小麦粉を使った白いものが一般的ですが、全粒粉を使ったうどんは低GI食品と言われ、これは食後に血糖値が上がりにくく、身体への吸収がゆっくりされるので太りにくいと言われているものなのです。ダイエット効果が期待されますが、味はほとんど変わりませんので、試してみてください。

うどんに限らず、母乳育児に励んでいるお母さんたちには少しずつでも様々な種類の食材を摂取して体内のバランスを整えて頂きたいです。美味しく食べてストレスを解消、お子さんにもいい母乳を出せたら嬉しいですね。参考にしていただければ幸いです。

桜華

埼玉県・50歳・女性
息子が二人いて、ちょうど一年半違いで生まれました。一人目の母乳育児中に二人目を妊娠、出産、その後二年以上の授乳を経験しました。二人とも哺乳瓶を受け付けてくれず、母乳オンリーでしたので、家族に預けることもできず大変でした。しかし、今まででもっとも濃密に親子で過ごした時間は、彼らが成長した今となってはそれも家族にとって良い思い出、宝ものです。今もう一度同じことができるのなら、もっとうまく対応してあげられるのに、と思ってしまいます。

We will be happy to hear your thoughts

      Leave a reply