母乳育児中に生魚は控えた方が良いというのはなぜですか?

母乳 生魚

母乳育児中に生魚は控えた方が良いというのはなぜですか?

細菌、寄生虫、アレルギーの心配のためかと思いますが、実際に赤ちゃんに影響が出て大変なことになってしまったというお母様はいらっしゃるのでしょうか?

母乳育児中に生魚は控えたほうが良いとよく言われますよね。妊娠中に我慢していたから、「出産したらお刺身やお寿司を食べたい!」と思っているママもいるでしょう。ではいったいなぜ、授乳中は生魚を控えたほうが良いのでしょうか。まず母乳育児中のママが生魚を食べたときに考えられる問題点について見ていきたいと思います。

ママが生魚を食べたときに考えられる問題点は3つあります。

1つ目は、食中毒です。激しい嘔吐と下痢によってママが脱水状態になれば、母乳が出にくくなってしまいます。水分を飲むことができればよいですが、深刻な状態だと水分も摂れない場合がありますよね。その場合は病院に行って点滴を受ける必要があります。

また、いったん食中毒になってしまうと、数日は食事を摂ることが難しい場合もあります。そのときには可能であれば水分だけでも摂るようにしましょう。母体は、食事を摂らなくても水分だけ最低限摂っていれば、数日は母乳を作り出すことができます。以上のことから、食中毒の場合には、ママが母乳を十分にやることができなくなるという点で赤ちゃんにも影響するということが言えます。
もしも母乳育児中に、刺身やお寿司を食べたいと思ったときには、よく賞味期限が近いもので安く売っているものもありますが、できるだけ新鮮なものを食べるようにしましょう。また夏や冬などは食中毒が流行しやすいですよね。そういったシーズンは食べるのを控えるということも重要です。

実際に私は娘が7ヶ月の時に、ノロウイルスに感染しました。このときはお店で魚介系のラーメンを食べたことが原因で、生魚を食べたわけではなかったのですが、魚介系スープを作る段階でおそらくまな板や包丁などの熱処理が不十分だったことが原因と考えられました。生魚を食べるときだけではなく、赤ちゃんの離乳食を作る際などにも火を通す前の肉や魚を切ったときには必ず調理器具の熱処理をして菌を殺すようにしてくださいね。何かしらのルートで、菌が赤ちゃんの口に入った場合は、食中毒を引き起こす可能性があります。赤ちゃんが食中毒になれば大変です。くれぐれも気をつけるようにしましょう。

2つ目は、生魚に含まれる水銀です。妊娠中は、母体の血液を通して胎内に摂取した水銀が運ばれることが懸念されますが、その量もごく少量だと言われています。また、産後もママが授乳している場合は同様に、母乳は血液なので、血液中に含まれた水銀が母乳を通し、赤ちゃんへ移行するのではないかと懸念されますが、その量もごくごく少量であると結果が厚生労働省の注意点でも述べられています。そのため、そこまで神経質にならなくてもよいかと思います。

3つ目は、母乳の質や味の変化です。刺身の中でもサバなどの青魚やうなぎなどの脂肪分の多い魚は、母乳の質を下げると言われています。母乳の質や味が変化すると、それを嫌う赤ちゃんもいるでしょう。赤ちゃんが母乳を飲んでくれない!という結果になることも考えられますよね。

母乳育児と生魚のまとめ

母乳育児中に生魚を食べることによる問題点について見てきました。生魚を食べることによって、直接的に赤ちゃんに影響を及ぼすことは稀にあるかもしれません。ないとは言い切れないので、心配であれば生魚は摂らない。また赤ちゃんが卒乳して母乳を飲まなくなったという時点で食べるのが望ましいでしょう。
お刺身やお寿司をどうしても食べたいという人は、我慢せずに食べてよいと私は考えています。我慢してあとでドカ食いするほうが危険です。生魚を食べることによる影響をママが知識として正しく持っておくということが重要なので、それを踏まえたうえで食べるように心がけてくださいね。

こうちゃん

茨城県・30歳・女性
2人の娘の育児をしています。30歳の主婦です。最近仕事復帰をしました。看護師、保健師、助産師の免許を持っています。よろしくお願いいたします。

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