「母乳が冷たい」と助産師さんに言われました。

母乳が冷たいと助産師さんに
[su_box title=”Q.「母乳が冷たい」と助産師さんに言われました。” box_color=”#fd7e89″]赤ちゃんが母乳を吸わなくて相談したときに言われたのですが、原因や解決方法について教えてください。[/su_box]

母乳が冷たい原因は多数あります。まず、腺が詰まり始めている可能性です。

出産が終わり胎盤が剥がれると、母乳を分泌させるために働くホルモンが一気に上昇します。
産後早期から母乳を頻繁にあげていくことで、そのホルモンは減少せず、母乳を作り続けます。産後、病院に入院中は看護師さんや助産師さんが頻繁に授乳を見てくれるので、頻繁におっぱいをあげることができ、母乳が冷たいと感じることはないでしょう。しかし、退院してきてから、「退院のお祝いにと頂いたまんじゅうを食べた」「入院中我慢していたケーキを食べました」と、食べ物で乳脂肪分、油分、糖分が多いものを摂ってしまうと体質によってはおっぱいの腺が詰まってしまうことがあります。おっぱいの腺は人によって様々ですが、母乳中心で育てているお母さんは15本~20本程開通しているでしょう。その中の特に細い腺からは、赤ちゃんも飲み取りづらく、詰まってしまいがちです。詰まり始めると、その腺からの乳汁は乳房の中に溜まる一方なので、乳汁は冷たくなってしまいます。赤ちゃんは36度くらいの母乳を好んで飲みますので、冷たくなってしまうと好まないのでしょう。

食べ物と母乳の関係について

食べ物と母乳の関係について
次に、お母さんの食べる食べ物にも原因があるかもしれません。もともと母乳はお母さんの血液から作られています。そのため、お母さんの基礎体温や食べたものが直接影響するんですね。食べ物には、身体を冷やす役割をする食べ物と、身体を温める役割をする食べ物があります。基本的には土より上にできる夏野菜は身体を冷やす効果があるそうです。トマト・きゅうり・なす・ピーマンなどですね。その反対に土の中にできる食べ物は身体を温める効果があるそうです。にんじん・ごぼう・いも類などですね。赤ちゃんに温かいおっぱいを提供するには、身体を温める食べ物を摂っていきたいものです。そのため、赤ちゃんにおっぱいをたくさん飲んでもらえるように、私も授乳中は根菜類中心のおかずを色々と考えました。筑前煮やお味噌汁にもじゃがいもを入れるなど、工夫してみました。自分の体温が温かく維持できると、母乳も温かいですよ。

また、母乳の詰まりが原因で乳腺炎を起こしてしまうこともあります。乳腺炎は乳頭の先に傷ができてそこからバイ菌が入って起こってしまう「感染性乳腺炎」と乳房の中に溜まった乳汁が原因で起きてしまう「うっ滞性乳腺炎」があります。どちらも乳腺炎になってしまうと、炎症を起こした部位の乳房は赤く熱を持ち、多くの方が腕を上に上げただけで痛い、風が吹くだけでも痛いと言います。乳腺炎を予防するためにも、母乳が冷たくなったという時点で対処できるといいですね。

冷たくなった母乳の解消法ですが、いくつかご紹介します。まず、冷たい母乳が出ている腺を特定します。全部の腺から冷たい母乳が出ているようであれば、しっかり身体を温め、近くの助産院や病院でしっかりと乳房マッサージを受けた方が良いでしょう。冷たい母乳が出ている腺を見つけたら。その腺が赤ちゃんの顎が来るよう、授乳姿勢を変えます。赤ちゃんは上あごと下あごが当たる部位の母乳をよく飲んでくれます。そのため、赤ちゃんに飲み取ってもらえるよう赤ちゃんの顎がくるよう、抱き方や姿勢など工夫してみましょう。
次に、冷たい母乳を全部出しきってしまうことです。母乳は出した分だけ次からまた作られるので、タオルやシャワーを浴びながらなど、母乳を手で出し切っちゃってください。その時に痛みがあるようであれば、乳腺炎の初期症状である可能性が高いので、一度診察することをお勧めします。

最後に赤ちゃんへのタッチングや声掛けなど沢山行いながら母乳を楽しく優しい気持ちであげていってください。

レトリバー

長野県・34歳・女性
長野県出身の2児の母です。2人とも母乳で育てた経験があり、記事を書かせていただきました。母乳をあげているときは、とても心が落ち着いて、育児もセカセカすることなく行えたので、母乳をあげているママのお役に立てればと思います。

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