母乳の産前ケアについて知ってる方いますか?

母乳 産前

母乳の産前ケアについて知ってる方いますか?

妊娠8ヶ月目に入り、母乳の分泌量が多く、服がビタビタに濡れて困っています。母乳のケアはしっかりやらないと乳腺炎につながるという話もありますし、どうしたら良いのでしょうか?

個人差がありますが、早い人だと妊娠中から母乳が出始める人がいます。まず産前に、母乳が出る仕組みについてお話ししたいと思います。
妊娠中からママの体では、産後の母乳を出す準備が始まります。胎盤から分泌されるエストロゲン、プロゲステロン(黄体ホルモン)、胎盤性ラクトーゲン、プロラクチン(下垂体ホルモン)などのホルモンの働きにより、妊娠中に乳腺が急速に発達します。そのため、乳房や乳首に痛みを感じるママもいるようです。妊娠後期(8ヶ月以降)になると、さらに発達が進むため、乳房全体が大きくなってきます。また、プロラクチンの働きにより乳腺が開き始めるため、人によっては妊娠中に母乳が出る場合があるのです。

合わない服装は体に負担がかかる

合わない服装は体に負担がかかる
母乳の分泌量が多く、服がビタビタに濡れて困っているということですが、そういった場合は母乳パッドを下着に付けるようにしましょう。そうすると母乳を吸収してくれるため、服が濡れる心配はありません。夏など蒸し暑い日などはパッドがむれて、乳房にかゆみなどの皮膚トラブルが起こる場合があるので、パッドが汚れていたらその都度清潔なものに交換するようにしましょう。
また、母乳の分泌が多くなると、乳房も膨らんできます。サイズの合わない下着を身につけていると、痛みを感じたり、肩こりの原因になる場合があります。マタニティブラジャーなど乳房を締めつけない下着を身につけるようにしましょう。

母乳ケアのマッサージについて

母乳ケアのマッサージについて
次に、産前に行うことができる母乳のケアについてお話ししたいと思います。まず、乳房・乳頭のマッサージです。これは、乳房や乳頭の筋肉組織を柔らかくすることで母乳の分泌を促し、乳腺炎を予防するためのものです。妊娠中から行っておくとよいでしょう。さまざまな方法がありますが、私が妊娠中にやっていたのは、まず乳房を手で支え、持ち上げるようにする動作を何度か繰り返します。次にその状態で時計回り、反時計回りに何度か優しく回していきます。次に乳頭のマッサージです。乳頭周辺の皮膚を親指と人差し指で軽くつまんでください。そして縦と横それぞれ何回か上に少し引っ張るような感じでマッサージしていきます。
 ただし、お腹が張っているときには、マッサージは控えてください。乳頭をマッサージするとオキシトシンというホルモンが分泌されるのですが、このオキシトシンは子宮を収縮させる作用があるため、マッサージをするとお腹がさらに張ってしまうことになるからです。妊娠初期や中期に行うと切迫流早産の原因となるので後期になってから行うようにしましょう。

母乳の産前ケアのまとめ

妊娠中に母乳が出て、マッサージがやりにくい!という方は、シャワーのときに行うのがおすすめです。母乳は乾くとべたべたしてマッサージがしにくくなります。シャワーを浴びながら行うと、出てくる母乳も流れていくため、べたついたり、落ちて周りが汚れる心配はなく、安心してマッサージを行うことができます。
マッサージは、毎日行う必要はありません。毎日やらなかったから乳腺炎になるということもないため心配しなくても大丈夫です。ママができるときに行ってみてください。また、マッサージを行う時に力を入れすぎて乳房が赤くなってしまう人がいます。乳房や乳頭付近の皮膚はデリケートなので、あまり力を入れすぎずに、優しく行うようにしましょう。また、植物性のオイルなどを使って行うと皮膚への刺激が少なくてすみます。私は妊娠中、マッサージを行う際は、ホホバオイルを愛用していました。伸びもよく、さらさらしていてとても使いやすかったです。
 産前に行うことができる母乳のケアについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。いくつか注意点もありますが、乳房・乳頭に負担をかけずにママが無理のない範囲で産後の母乳育児に向けての準備が行えると良いですね。

こうちゃん

茨城県・30歳・女性
2人の娘の育児をしています。30歳の主婦です。最近仕事復帰をしました。看護師、保健師、助産師の免許を持っています。よろしくお願いいたします。

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