母乳を冷やすと出る量が減ると聞きました。

母乳を冷やすと出る量が減る

[su_box title=”Q.母乳を冷やすと出る量が減ると聞きました。” box_color=”#fd7e89″]たくさん出るので乳腺炎が心配なのですが、冷やしすぎて母乳が止まったという声も聞きます。実際どうなのでしょうか?[/su_box]

母乳がたくさん出ている場合、母乳過多の場合は冷やすのが一番です。
母乳が出なくて困っているという話はよく聞きますし、母乳外来でケアを受けたり、母乳にいい食事を摂ったりと様々な対処法がありますが、母乳が出すぎてしまう場合は、周囲には「おっぱいがたくさん出ていいことだね」と、その辛さを理解されないこともありますよね。
しかも母乳過多になると赤ちゃんが母乳を飲む量と母乳の生産量が調整されるまではおっぱいが張ってしまって痛みが出てきてしまったり、母乳が漏れてきてしまったり、お母さんはとても大変です。カチカチに張ってしまうと、腕を動かしたり寝返りするだけでも痛いですし、まだ小さな赤ちゃんは張りすぎてしまったおっぱいは飲みにくく、よく吸えないためにおっぱいは張ったまま、という悪循環に陥ってしまうこともあります。

カチカチに張ってしまったらどうすればいいのか。

カチカチに張ってしまったら
痛みが酷く、張りもひどい場合は、搾乳をするのではなく、圧抜きがおススメです。搾乳してしまうと、身体は赤ちゃんが飲んだと判断してしまい、減った分だけ母乳を作ろうとしてしまうため、搾乳した時はよくてもまたすぐに張ってきてしまいます。そのため搾乳はできるだけ控えた方がいいでしょう。圧抜きは乳首の周りに指で圧をかけて、乳房の張りがおさまる程度の母乳を出す方法です。産院に入院中であれば助産師さんにしてもらうのがベストです。助産師さんに圧抜きのやり方を教えてもらった方ややってもらったことのある方なら自分でもある程度の圧抜きはできると思いますが、全くの初めての場合は自分で圧抜きは難しいと思います。その場合は乳房全体を冷やすことが一番おすすめです。冷やせば母乳の作られる量が減りますし、痛みも軽減することができます。
「母乳過多で困っている」ような状況の場合、少し冷やしたからといって母乳が完全に止まってしまうことはありません。しかし、「おっぱいが張ってしまう」や「おっぱいが張って痛みがある」という場合以外では乳房を冷やすと母乳が止まってしまう恐れがありますので、身体は冷やさないように注意しましょう。

POINT !

  1. 母乳が多く痛みや張りがひどい場合は「圧抜き」がオススメです。乳房を冷やす方法も同様の効果が得られます。
  2. 逆に母乳が多くても痛みや張りがない場合は冷やしてしまうと母乳が止まってしまう恐れがあります。

冷やす以外の対処法について

母乳は“白い血液”と言われています。血液とおなじように、身体を温めれば母乳はよくつくられるようになります。そのため、母乳が出すぎて困っている場合、痛みを伴う場合は冷やしてみましょう。
おっぱいが張っていない時におっぱいを冷やすのは母乳生産が止まってしまう可能性があるので、控えた方がいいです。
冷やす以外にも、摂取水分量を見直したり、おっぱいが詰まりやすい食事(生クリームなど、乳製品や油っこい食べ物)を控えるなど、他の対処法も考えてみてください。

そして、おっぱいが作られる量が落ち着いて、おっぱいの張りや痛みがなくなった場合は、冷やすのを止めてください。
張りや痛みがある時の対処法として冷やすようにしていけば、冷やしたからといって母乳が止まってしまうことはありません。母乳が止まってしまうかもしれないからといって、張ってしまったおっぱいをそのままにしてしまうと痛みはどんどん強くなってしまいますし、最悪の場合は乳腺炎になってしまい、熱が出て赤ちゃんのお世話も大変という事態になってしまいます。

赤ちゃんが母乳を飲む量と、母乳が作られる量のバランスが保てるまでの間は、毎回授乳する頃にはとても張ってしまって大変という方が多いと思いますが、母乳の量は赤ちゃんの飲む量に合わせて徐々に調整されていくので、それまでは冷やして対処することが一番です。張りや痛みを我慢せずに、冷やして様子を見てみてくださいね。痛みを感じるほど張ってしまうおっぱいは、冷やしたくらいでは止まりませんので安心してください。

はるりん

大阪府・30歳・女性
2歳4歳の男の子を育てる、専業主婦です。自分の育児の経験や周囲の話から育児について勉強中です。元看護師で、循環器内科と心臓血管外科、外来勤務経験あり。

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