母乳に油のようなものが浮いています。

母乳 油

[su_box title=”Q.母乳に油のようなものが浮いています。” box_color=”#fd7e89″]食生活が偏っているからなのでしょうか?搾乳した母乳を冷蔵庫に保存しているといつもそうなのですが。[/su_box]

母乳に含まれる成分と、保存方法による成分の変化と食生活が母乳へ与える影響についてお話していきます。

母乳に含まれる成分

母乳に含まれる成分
母乳は88%が水分から出来ています。固形分は炭水化物、脂肪、タンパク質の順に多く含まれます。
まず脂肪の中には、脂肪酸、コレステロール、リン脂質が含まれます。脂肪酸には様々な種類があり、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。ドコサヘキサエン酸(DHA)やアラキドン酸(AA)などの多価不飽和脂肪酸は中枢神経系の発達や視神経の発達に重要な役割を果たします。次にコレステロールです。コレステロールは児の脳の成熟に重要と言われており、コレステロールは出産後1か月多く母乳に含まれていると言われています。そして、リン脂質です。特に出産後1週間ほどの初乳に多く含まれるとされています。リン脂質は、肺サーファクタントという界面活性物質の合成に利用され、新生児の肺の成熟に重要な働きをします。
次に炭水化物についてです。炭水化物の中での代表は乳頭で、乳頭以外にはオリゴ糖、糖脂質、糖タンパクを含みます。エネルギーの素となる事はもちろん、カルシウムの吸収を促進してくれ、重要な働きをします。
次にたんぱく質です。たんぱく質にはカゼイン、ホエイなどが含まれます。たんぱく質は様々な種類が沢山含まれており、それぞれがとても良い働きをします。特に免疫機能の面においては、人工栄養にはない、免疫を持っていますので、母乳で育った赤ちゃんは風邪をひきにくいと言いますね。
その他、ビタミンやミネラルも含まれます。

母乳の保存方法による成分の変化

母乳には多くの脂肪が含まれるため、冷蔵保存すると、その脂肪が固まり白く浮くことがあると思います。私も搾乳して冷蔵庫で保存していると、成分によって沈殿して、地層の様に脂肪分は固まっていました。特に6か月までは母乳中に多く脂肪が含まれるので、沈殿が目立つかもしれませんね。

食生活が与える影響について

脂肪がどれほど母乳に移行するかについては、脂肪の量というよりは赤ちゃんは脂肪酸の種類が変わってくるそうです。特に日本人は魚を多く摂る傾向にあるので、同じ脂肪の量を摂取していても、欧米人より、母乳に多価不飽和脂肪酸が多く含まれているそうです。

食事に魚料理がベスト

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以上のことより、母乳に油(脂肪)が浮いているということは、生後6か月までは母乳中に油(脂肪)が特に多く含まれるので、冷蔵保存した時にそれが浮いていても気にすることはないと思います。むしろ、油(脂肪)が母乳に出ているということは、お母さんの身体に蓄積した脂肪分を赤ちゃんが飲んでくれているので、お母さんのダイエットや体系維持にも繋がり、益々きれいになってしまいますね。そして、食事の内容については、同じ脂肪を摂取するのであれば、牛や豚などの油分ではなく、お魚を積極的に摂取して、多くの多価不飽和脂肪酸を赤ちゃんへプレゼントしたいですね。多価不飽和脂肪酸は前述したとおり、中枢神経系の発達や視神経の発達に重要な役割を果たしているので、沢山青魚を摂取することが今後の育児に大きな影響を与えるでしょう。
妊娠20週~分娩まで青魚を中心とする魚を多く摂取すると産後6週までのDHA・EPAが高いともいわれて言われているので、妊娠中から多くのお魚を摂っていきたいですね。私は、毎日どこかしらで魚を摂取するよう心がけていました。毎日焼き魚は大変ですし、飽きるので、みそ汁のダシをにぼしのダシにしてみました。乾燥のにぼしを水に入れ、1時間ほど置いてからお野菜などと一緒に煮て、味噌で味付けをして食べる時に一緒ににぼしも食べていました。手軽に毎日食べられたのでお勧めです。

レトリバー

長野県・34歳・女性
長野県出身の2児の母です。2人とも母乳で育てた経験があり、記事を書かせていただきました。母乳をあげているときは、とても心が落ち着いて、育児もセカセカすることなく行えたので、母乳をあげているママのお役に立てればと思います。

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